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日和佐さとこ
コンサルタント
1988年生まれ 31歳/神奈川県横浜市 在住

ハンドメイド作品の販売をきっかけに起業。
現在はハンドメイド専門の起業・集客コンサルタントとして活動。

2020年「一人でも多くの作家さんにこのコンサル内容を届けたい」という想いから当サイトの運営を開始。
【無料】商品説明文を自動で作成 コチラ

【minne・Creema・BASEでも失敗なし!】ファンが離れないハンドメイドショップの値上げ方法

ハンドメイド・ミリオネアを目指す皆様こんにちは♡

起業コンサルタントのさとこです。

ハンドメイドビジネスは順調に進んでいらっしゃいますか?♡

このサイトは、起業コンサルタントの私がこれまでのコンサル経験を活かし、月収100万円を目指す志高いハンドメイド作家さんを応援する為にコンサル内容を公開しているサイトです。

今回は、

▶︎単価が低すぎる

▶︎利益が少ない

▶︎お客さん離れが心配で値上げ出来ない

という方に向けて、失敗しない3つの値上げについてお話していきたいと思います。

Contents Menu

値上げに悩む作家さん

私のコンサルに来てくれる生徒さんにはコンサルがすすむにつれ、ショップオープン当初に設定した作品の価格を見直す方が非常に多いです。

ハンドメイド作家さんの場合、作品を売るというビジネスのスタートが”儲けたい”という気持ちではなく、”好きでやってる”という気持ちで始まっているので、元々の価格設定をとても低くしている場合が多いんです。

でも作品を販売していく中で利益率の悪さに気付いたり、ハンドメイドの仕事をずっと続けていくためには作品の価格を見直して値上げしたいと考えている人もたくさんいらっしゃいます。

そんな気持ちに待ったを掛けるのが、

悩めるビーナスのアイコン画像悩めるビーナス
増えてきたお客さんが居なくなっちゃうんじゃ…
悩めるビーナスのアイコン画像悩めるビーナス
ファンが離れていっちゃう…

という不安

その気持ちはよくわかります!

価格を上げることでお客さんに不信感を持たれてしまうと、お客さん離れに繋がります。

さとこのアイコン画像さとこ
大丈夫!ちゃんとテクニックがありますよ!

不信感を持たれてしまうのは、単にやり方の問題

きちんと人間の心理に基づいたやり方をすれば今いるあなたのファンに不信感を感じさせることなく値上げ出来ますので、今回はその方法についてコンサル内容をシェアしていきたいと思います♡

値段の決め方

さて、値上げの方法について話すために、まずはあなたの作品の今の価格について少し考えてみましょう。

あなたは作品に今の値段をつけた時、どうやって価格を決めましたか?

  • 相場を調べて?
  • 他の作家さんの価格を参考に?
  • 材料費などを考慮して?

どんな決め方がダメかということではありません。

ハンドメイド作品の場合、作品の価格を1つの要素で決めることはできません。

パッと考えただけでも、作品の価格を考えるために必要な要素として

  • 原価
  • 制作工数
  • 制作時間
  • 作品への想い

があげられ、いろんな要素が絡み合って価格が決まっていくことが分かります。

ここであなたに聞きます、それぞれの要素についてじっくり考えたことはありますか?

全ての項目をザックリと捉えていては、価格設定そのものもザックリとしてしまいがち。

そこで、各要素についてもう少し噛み砕いて説明しますので、是非あなたの作品について一緒に考えながら読み進めていってください。

まずは、先ほどあげた作品の価格を考えるために必要な要素をもう少し分かりやすい表現にしてみます。

それぞれを、こう捉えると分かりやすい!
  • 原価=作品に必要な材料費(梱包材の費用含む)
  • 制作工数作品を作る手間
  • 制作時間作成にかかるトータル時間
  • 作品への想いブランド力

こう考えるとすごく分かりやすいですよね。

価格の設定には、まずこの4要素を全て足し算します。

作品に必要な材料費(梱包材の費用含む)作品を作る手間作成にかかるトータル時間ブランド力仮の価格

ここで、「仮の価格」が出ます。でもまだ決まりません。

重要なのはここからで、この仮の価格」に”ペルソナ設定”を掛け算します!

仮の価格×ペルソナ設定作品の価格

いかがですか?

作品に付けるべき値段が少し明確になったと思います。

とは言え、それぞれの項目についてまずはきちんと数字を出したり、考えを確立しておくことが大切です。

材料費や時間という項目は数字として算出できるので簡単だけど、作品をつくる手間やブランド力は作家さん個人の感じ方で大きく左右します。

そこは左右してもいいんです。それは個性であり、あなたらしさの表れなので。

ただ、最後の掛け算に使うペルソナ設定に関しては一定のものを持っていないと価格設定がブレブレになるだけでなく集客がうまくいきません。

多くの作家さんが陥りやすいミスとしては、新しい作品が出来上がる度にその作品に対してペルソナ設定をしてしまい、作品によってペルソナが変わってきてしまう事。

これでは、お客さんを捕まえるのは難しくなる一方。

ペルソナ設定は、作品ごとではなくブランドそのものに対するもの。

そこを徹底して価格設定に反映させていきましょう。

※ペルソナ設定の仕方はこちらで解説しています↓

まずは、今の値段の付け方について考えてもらいました。

あなたの作品の値段は適正ですか?

これを機に一度考えてみましょう。

値上げには下準備が必要

ここからは本題の価格の上げ方について解説していきますが、そもそも「値上げ」という行為、これほど人によって捉え方が変わるものってなかなか無いってくらい人によって考え方の分かれるものなんです。

一般的に、値上げ=悪い事と思われてますが、私は全くそう思いません。

何故かって、値上げするってことは価値を見直した結果、高く評価されたということだから。

例えば、かの有名なオリエンタルランド。数年に1度のペースでディズニーランドやディズニーシーのパークチケットを値上げしてきたけれどお客さんは一向に減らないし、その値上げに不服を申し立てて訴えるような企業もない。

それは、みんながその値上げを尊重してるから。

私だってディズニーが値上げするのは当然だと思ってます。だって、行く度に新しい発見や他では味わえない最高に楽しい時間をくれるから。

値上げすることによって、もっと利益を上げてもっと良いサービスを提供してくれるなら、私は値上げ=大歓迎だと思ってます。

そして、これはなにも大きな企業に限った話じゃなくて、個人でやってるハンドメイドビジネスだって然りなんです。

あなたが魂を削って生み出してる作品たち。

その本当の価値を知ってるのは、この世にあなただけ。

もちろんお客さんやファンの人、家族や友達、周りの人から作品に対する”評価”はあるでしょう。

ただ、”評価”と”価値”は違います。”評価”を気にするのも大切ですが、そればかりでは単なる安売り合戦になってしまいますよね。

あなたがあなたの作品にどれくらいの価値を感じているか、ネガティブでもなくポジティブでもなく、気持ちを落ち着かせて冷静な目で定期的に見直す習慣は非常に大事になってきます。

そして、値上げ=悪い事だと思うのは今日を限りに辞めましょう。

値上げ=悪い事だと思っている限り、あなたはお客さんに対して申し訳ない気持ちで居続けます。

それでは、良い作品を作れないばかりでなく、大切な作品に対しても自分のブランドに対しても自信がなくなり、その自信のなさがやがて行動に出てきます。

そうなると真っ先に影響が出てくるのが”集客”。

作品に自信がないから、本人に自覚がなくても集客作業が空回りして、今まで順調だった全てのことが狂い出します。

そうなってはせっかくの値上げも何の意味もありません。

値上げとは、あなたがあなたの作品やサービスを今よりもっと美しく、そして質の高いものにするための大切なステップ。

あなたが、作品の値上げをブランドが次のステージへ行くための重要なステップと考えられている限り、値上げによって失うものは一つもありません。

そのステップをきちんと踏んで新しいステージに行けた時、あなたのブランドは今の何倍も飛躍することができます

あなたの考え次第で値上げは白にも黒にもなります。値上げを実施するときには、まずあなた自身の考えをまとめた上で、自分の考えにも値上げそのものにも自信を持って取り組めるよう思考の下準備しておきましょう。

値上げの前に、値上げに対するあなた自身の考えを棚卸しておく。

失敗なし!巧みすぎる値上げテクニック3選

ではここからは実践に落とし込める値上げテクニックを伝授していきたいと思います。

1 ゴルディロックス効果で自然すぎる値上げ

これは、ゴルディロックス効果という人間の心理現象を逆手にとった不信感を全く抱かせることのない値上げテクニックです。

これは日本では「松竹梅の法則」とも呼ばれていて、人間は3段階の選択肢が与えられた場合、真ん中をチョイスする傾向が強いという心理的現象のことを言います。

例えば和食屋さんでランチする際、御膳のコースが「松」「竹」「梅」とあった場合、お客様はかなり高い比率で真ん中の「竹」を注文します。

この傾向、日本人には特に強いです。私自身も人生の中で「真ん中をとって…これ!」なんてセリフ何度言ったことか。

このゴルディロックス効果、値上げという場面でものすごく役立ちます。なんせ「不信感ゼロ」。

だって、誰に頼まれたわけでもないのにお客さんが勝手に「ちょうど良さそう」「中間だから」という理由だけで「真ん中のもの」を選んでくれます。

これをハンドメイドのショップに応用していくためにStepを踏んで説明していきます!

STEP
現在販売している作品の平均金額(真ん中の価格)を出す。

あなたのショップ内で現在販売している作品の平均金額を出します。

おそらく平均金額と近い金額の商品が最も人気のある商品になってると思います。

【例】作品を4種類(A〜D)を扱うショップの平均金額を出すには…

作品A…2500円

作品B…3200円

作品C…2900円

作品D…3900円

計算式は(2500+3200+2900+3900)÷4(作品数)=3125

このショップの場合、
平均金額=3125円

STEP
目標とする平均金額を決める。

あなたがこれから目指す平均金額を決めましょう。

目標金額は必ず設定してください。

【例】Step1と同じショップ、これから平均金額を上げていく。

目標の平均金額は5,000円と決定。

STEP
平均金額より高額の作品を増やしていく。

ここからは少しづつ平均金額を上げていきます。

いきなり高額商品を出すとお客さんに不信感を抱かせてしまいます。焦らずスモールステップで平均金額を上げていくように進めていきましょう。

目標とする平均金額に近づくため、新作の商品の値段を現在の平均金額より高く設定していくようにしてください。

そうすることで、ごく自然にショップ全体の作品平均金額を上げることができます、

【例】Step1・2と同じショップ、新作の値段を平均以上に設定します。

作品A…2500円

作品B…3200円

作品C…2900円

作品D…3900円

作品E…3700円(新作!)

新作を加えた平均金額は、

(2500+3200+2900+3900+3700)÷5(作品数)=3240

平均金額3240円!

新作発売前の
平均金額が115円アップ

お客さんに不信感をもたれない金額の範囲で平均より高い金額の作品を増やすことで、1度も不信感を感じさせることなく目標の平均金額に到達できます。

STEP
低価格の作品を徐々に減らす。

目標の平均金額到達へ加速をつけるため、現在出品している作品の中で最安値のもの・低価格のものを少しづつ”sold out”にしていきましょう。これは作品の売れ筋を見ながら調整してください。最も売れているものが最安値の作品の場合は、次に価格の低いものでもOKです。

低価格の作品を減らしていく事で、全体の平均金額を上げることができます。

これも一気に減らすとお客さまが離れる原因になります。スモールステップで徐々に減らしてくださいね。

そして、ここでのポイントは減らす作品を”sold out”にすること。いきなり作品を作品一覧から消してしまうとお客さんは混乱します。

例え”sold out”でも、今まであった作品が一覧にあるとお客さまは安心感を持ってお買い物してくれます。

販売をやめる作品は、今後二度と出すつもりがなくても一定期間の間”sold out”として表示してください。目安は一ヶ月以上です。

一定期間”sold out”表示をしたのち、一覧から消すようにしてください。

【例】Step1〜3と同じショップ、最安値の作品を”sold out”にします。

作品A…2500円”sold out”

作品B…3200円

作品C…2900円

作品D…3900円

作品E…3700円

”sold out”の作品を除いた平均金額は、

(3200+2900+3900+3700)÷4(作品数)=3425

平均金額が3425円にアップ!

当初の平均金額から
300円アップ

STEP
減らされてしまった作品を命を吹き込む

Step1~4で順調に平均金額がアップしてきました。しかし、Step4ではこれまで愛着を持っていた作品を”sold out”にしました。ここでは、その作品たちにもう一度活躍してもらいます。

もう一度活躍してもらう方法は、『作品のリボーン』です!

”リボーン”とは、「生まれ変わり」「再生」を意味します。

惜しくも”sold out”になってしまった作品も、あなたの生まれ変わりであることには変わりません。

大切な存在をこのままお蔵入りにするのはあまりに勿体ないですよね。

デザインをそのままに、素材のクオリティーをあげたり、新しい挑戦をしたりして、これまで以上に美しくあなたのセンスや世界観が表現された作品にリボーンさせましょう。

そして、リボーンした作品については(言わずもがなですが)平均金額より高めに設定した金額をつけて、あなたのショップを牽引するような存在にしてあげてくださいね。

またリーボンした作品を販売開始するタイミングは、生まれ変わる前の作品の”sold out”表示が終わり、一覧から消えてからにしてください。

新しくなって帰ってきた新商品にファンの方は喜んで迎えてくれますよ!

【例】Step1〜4と同じショップ、”sold out”にした作品Aをリボーンさせます。

作品A…2500円”sold out”

作品B…3200円

作品C…2900円

作品D…3900円

作品E…3700円

作品F…4300円(作品Aの生まれ変わり)

”sold out”の作品を除いた平均金額は、

(3200+2900+3900+3700+4300)÷5(作品数)=3600

平均金額が3600円にアップ!

当初の平均金額から
475円アップ

ゴルディロックス効果を利用した値上げ方法はいかがだったでしょうか?

【例】で登場したショップはこの方法を用いて1品増やし1品リボーンさせただけでトータル475円の平均金額アップに成功しました。

475円と聞くと大した事ないような金額に聞こえますが、ショップ全体の売り上げには大きく影響します。

しかも、お客さんに少しも不信感を抱かせないという超メリット付き。

値上げはしたい、けどお客さんに不信感は持たれたくないという作家さんにはもってこいの方法です。

是非あなたのショップでも実践してみてください。

2 高級ラインを始動させる値上げ術

2つ目の方法は、現在既にある程度のファンの方がいる人向きの方法をシェアしていきます。

こんな人向き!
  • 不信感を抱かれたくない
  • 既に一定数のファンがいる
  • ファン離れが不安

お客さんやファンが増えてくると、値上げはどんどん不安になるもの。

でも、あなたの作品をより多く人に知ってもらうため、あなたがハンドメイドビジネスで生きていくためにも、利益を出すことから逃げていてはいけません。

2つ目では、今いるファンは一人も減らさずに新たなファンを獲得しながら値上げしていくメソッドをレクチャーしていきます。

この方法ならファン離れが怖くてどうしようもない!という人にも不安なく実行してもらうことができていますので、是非あなたも参考にしてくださいね。

では、肝心のその方法。単刀直入にいうと、今のショップと姉妹店となる高級ラインを新設するという方法です。

アパレルブランドの”GAP”には姉妹店がたくさん。
バナナ・リパブリック(Banana Republic)、オールドネイビー(Old Navy)、アスレタ(Athleta)など、全てGAPが企業として運営しているアパレルブランド。今やGAPよりも姉妹店たちの方が売り上げは順調◎

ジュエリーブランドとして有名な”4℃”も6種類以上の姉妹店を展開。それぞれに違った個性を持たせながらも、”4℃”らしさを残しているためファンは減るどころか増える一方。4℃の姉妹店ラインナップはハンドメイド作家さんに参考になる部分がたくさんあります!気になったら公式サイトをチェック♡
リンク:4℃姉妹店一覧

4℃ 公式サイトより

高級ラインというと気が引ける場合は、”お姉さんライン”という捉え方でもOKです。

今のショップより3〜5倍ほど高価な価格設定にして、これまでよりも質の高い素材に拘った作品を展開していきましょう。

ショップ新設にあたっては既にショップ経験がある方なら手順は理解していると思いますので、ここでは”高級ライン”新設のポイントに絞り解説していきます。

STEP
ペルソナ設定をする

現在のショップよりも高級路線で行くにあたり、ペルソナ設定は最大の肝になります。高級ラインのお客さまはこれまでのお客さまとはまた違ったお金の使い方をしますので、生活スタイルや仕事と言ったお客さまを取り巻く環境も変わってきます。

これまでと同じペルソナ設定のままでは集客がうまくいきません。高級ラインにはどんなお客さまに来て欲しいのか、しっかりとイメージを具現化しておきましょう。

STEP
作品設計を練る

Step1で設定したペルソナに向けて高級感のある作品設計を考えていきましょう。単に素材の質を上げるだけでなく、デザインに変化を持たせてみる・あえて今までよりシンプルにしてみる等のチャレンジも効果的です。

ここでは、高級感を出しながら美しい作品を作り上げていくあなたの助けになるべく、人が高級感を感じる要素について箇条書きで説明していきます。

本来「高級感」というのは、人が感じる感覚の1つに過ぎません。ただ、この言葉に任せて「高級感を出して」と言ってもなかなか伝わりにくい感覚的な世界になってしまいます。

それでは言葉の持つ力が意味をなさないので、ここではその「高級感」というものをできるだけ具体的に言葉にして伝えていきます。

高級感の正体
  • 重厚感がある
  • 光沢がある
  • 配色を抑える
  • 無駄なものがない
  • 宝石のような輝き
  • ゴールド・シルバーの輝き
  • 歴史を感じさせる

箇条書きだけではどうにもよく分からないという人も、下の画像を見比べてどちらに高級感を感じるか考えてみると感覚的に理解ができると思います!

左のパールの画像には「高級感の正体」といえる全ての要素が入っているのがわかると思います。

もちろん高級感を出すからと言って、全ての要素を盛り込む必要はありません。

あなたが欲しい要素に絞り、上手に取り入れてくださいね。

STEP
ショップ設計

ショップ設計に関しても重要なのはペルソナ設定。あなたの新しいペルソナはどんなオンラインショップでお買い物するのが好きか考えてショップ設計をしていきましょう。

ショップそのものは、既に運営しているショップと同じECサイト(BASE・Creema・minnneなど)でオープンするようにしてください。その際、Step2で紹介した「高級感の正体」はここでも活きてきます。

さらに追加してショップデザインで高級感を演出できる高級感要素をもう少し紹介しておきます。

ショップデザインも高級感を出して!
  • 直線的なデザイン
  • 余白を広くとる
  • フォントに重厚感を持たせる

下はBASEで販売されている有料テーマを比較したもの。左のテーマは、直線的で余白が多くパッと見ただけで取り扱う商品に”お手頃価格”の商品がないことがわかる

比べて右テーマは、手頃の価格で気軽にお買い物できそうな雰囲気が感じられる!

さらに、ショップのデザインと合わせて大事なのがフォント。

フォントに重厚感を持たせるかどうかでこんなに印象が変わります。↓

フォント以外でも、左は多く余白を持たせることでさらに高級感がUP。

(左:明朝 右:丸ゴシック)

英語にしてみても、左の余白を持たせて配色を抑えたものと、右の余白が少なくカラフルなものとでは印象がだいぶ違うことが分かります。

(左:Snell Roundhand 
右:丸ゴシック)

STEP
価格設定

続いては高級ラインで販売していく作品の価格設定。

価格はもちろん、

  • 原価
  • 梱包材費
  • 制作工数
  • 制作時間
  • 作品への想い
  • ペルソナ設定
  • 送料

などの費用によって変わってきますが、目安で言うと今のショップでの作品価格の3〜5倍の価格で販売するように設定しましょう。

今のショップでの作品価格が1,500円くらいなら4,500〜7,500円。

10,000円なら30,000〜50,000円。

30,000円なら90,000〜150,000円と言った感じです。

高級ラインとなるともちろん原材料が変わってくると思います。

高い素材のものを使用するとなると、在庫をたくさん作って持っておくのはリスクになります。

ショップで販売するために、撮影用の作品は作成する必要がありますが、基本的には受注生産の方針でいきましょう。

ハンドメイドのビジネスで収入を伸ばしていくには、作品の注文が入ってすぐに発送することも大事ですが、それよりも大事なのは「待ってでも買いたい」「待ってでも欲しい」と言ってくれるお客さんやファンを得ていくこと。

あなたの作品が好きなお客さまは待つことを厭いません。

商品説明欄に受注生産の旨・発送までの目安日数をきちんと明記していれば、受注してから原材料の調達をしてお届けまでに時間がかかっても大丈夫。

お客さまはワクワクする気持ちでちゃんと待っててくれますよ♡

受注生産:顧客の注文を受けてから生産を開始する生産形態のこと。

STEP
販売準備

ここからはいよいよ販売準備に取り掛かっていきます。

細かい準備は色々とありますが、何を差し置いても必ずして欲しいことは今のショップのお客さんに高級ラインのショップをオープンさせることを十分知らせることです。

これはとても大事。今のショップのお客さんやファンの方は、あなたの高級ラインのショップでお買い物してくれる可能性が最も高い存在だからです。

今のショップのお客さまは既にあなたやあなたのお店を信用に足る存在だと認識しています。

そのあなたが新しくオープンさせるお店=信用がおける、という認識で新しいショップに関しても快く受け入れてくれます。

そのためにも、今のショップのお客さんには新しいショップの存在を十分に知らせておく必要があります!

なので、遅くともオープン一ヶ月前から告知しはじめましょう。

一度や二度ではなく数回にわたり告知してください。ショップの目立つところにバナーを貼るのもいいでしょう。

あなただけでなく、お客さんも一緒になって新しいショップのオープンを心待ちにするような雰囲気作りをしていくことで、お客さんやファンが離れることなく、むしろ一緒になってビジネスを展開していくことができますよ♡

STEP
ショップオープン!

ここまでくれば後はお客様と新しいショップのオープンを楽しむだけ!

せっかくなので、ファンの方限定でオープン記念のクーポンを期間限定で配布するのも1つの手です。

クーポンをお渡しすることで「新ショップのオープンは嬉しいけど、少し高いなぁ…」と思ってたお客さんも手が届きやすくなります。

もとからのお客さんやファンの方はあなたの作品にお金を払うという最大の関門を過去に乗り越えていますので、クーポン利用であっても高級ラインのショップで一度お買い物してくれさえすれば二度目もかなりの高確率で期待できます。

新ショップのオープン記念期間はもとからのお客さまを高級ラインでのお客さまに育て上げる期間だと思って、一緒に盛り上がれる企画やキャンペーンを考えてみてください。

高級ラインの始動は、直接的な値上げというよりは、作品の値上げをすることなくお客さんに使ってもらう金額を増やすテクニックです。そのため、お客さんやファン離れの心配がなく実施することができます。

2つのショップの運営することは初めこそ負担を感じるかもしれませんが、2つとも同じECサイト(minneやCreemaなど)を使っていればシステム的な負担はないのですぐに慣れます。ここで、1つ目のショップをminne、2つ目のショップをWordPressで構築、なんてことになるともう大変!そこは同じECサイトを使って運営していくことをオススメします!

3 理由を示して値上げ

さて、3つ目にきました。

そもそも値上げには2タイプあり、『値上げを感じさせない値上げ』『正真正銘の値上げ』です。

前者の『値上げを感じさせない値上げ』は、既に紹介したゴルディロックス効果(松竹梅の法則)や高級ラインの立ち上げのようなやり方が最も効果的。

対して『正真正銘の値上げ』とは商品そのものの価格を上げること。このタイプの値上げには、『値上げを感じさせない値上げ』と違い必ず理由が必要になります

ただ、その理由選びを間違えるとお客さんに不快感を与え、お客さん離れにつながります。

これはハンドメイドショップの場合でも例外ではありません。

私たちは、ときに消費者、ときに生産者、ときに事業者と、普段からいろんな立場を経験しているにも関わらず、自分が消費者立場にいるときに受ける値上げ告知にはことさら敏感ですよね。

人って理不尽な生き物だから、10%の値引きには喜ばなくても、5%の値上げにプンスカ文句を言うんです。

でもそれが人間。得する情報より、損する情報に敏感になるようにできています。

だから、値上げにはお客さまの気持ちを穏やかに保つ巧妙な理由選択が欠かせません。

つまり理由次第で『正真正銘の値上げ』でも、「許される値上げ」と「許されない(反感を買う)値上げ」に分かれるんです。

ここで、「許される値上げ」のプロフェッショナル”ディズニーリゾート”が2020年1月に値上げの発表した際の文書を紹介します。

(株)オリエンタルランド公式サイトより

注目すべきはこのIR発表の中の下記の部分↓

この中に表現されていることを簡単に言うと、

  1. これまでの努力
  2. これから力を入れたいこと
  3. どんな姿を目指すのか

この3つです!

この3点を抑えることで値上げはおおかた許されます。

これをハンドメイドショップバージョンにするとこうなります。

  1. あなたがハンドメイド作家として心がけてきたこと・してきた努力・こだわってたこと。
  2. これから取り入れたいこと・挑戦したいこと。
  3. ショップとしての夢や目標。(あなた自身のものでもOK)

さらに、もう一つ絶対に明記するべき要素。それが、

値上げ実施日

つまり、いつから高くなるのか。これを明確に記す必要があります!

ディズニーリゾートの場合も、文書内ではっきりと”2020年4月1日より”と記しています。

ディズニーのこのIR発表は2020年1月30日にされたもの。

つまり、お客さまや投資家は「値上げを快く受け入れるための時間」として2ヶ月間与えられているんです。

そして!その2ヶ月間で見事に値上げを肯定的に捉えてもらうことに成功。最初は「値上げか〜」と否定的だったみんなが「でももっと凄くなるんなら…」「応援する」「値上げ賛成」と気持ちの色がグラデーションのように変わっていくんです。

悪い意味ではなく、最高にいい意味で、ぜんぶ戦略。本当に見事ですよね。

もちろん、ディズニーリゾートとハンドメイドショップでは事業規模が全然違います。ただ、規模によらず大企業のこういったテクニックはどんどん盗んでいきましょう!

一個人ではお願いできないようなプロフェッショナルやコンサルティング会社、マーケテングチームが一丸となって考え、実行しているテクニックです。参考にしない手はありません!

特にオリエンタルランドが運営するディズニーリゾートは、個人のお客さまを喜ばすためのサービスという面でハンドメイドショップと共通する部分があり非常に取り入れやすいです。

私は特にオリエンタルランドの株主ではありませんが、公式サイトに掲載されるIRリリースは頻繁にチェックするようにしています。

あなたも是非この日本を代表する夢の国から「お客さまを虜にする細やかなテクニック」を盗んでみてはいかがでしょう?(参考にオリエンタルランド公式サイトへのリンクを貼っておきます↓)

オリエンタルランド公式サイト

少し話がそれちゃいましたが、ハンドメイドショップの場合もお客さまに「値上げを快く受け入れるための時間」を持ってもらえるよう、少なくとも値上げの1ヶ月前には発表しましょう

ここはさすがにディズニーリゾートほどの事業規模ではないので1ヶ月前の発表で十分です。

値上げ予告をすると、いわゆる駆け込み需要で注文が増える可能性があります。作品の在庫を十分に用意するか、状況によっては発送に時間がかかる可能性がある旨明記しましょう。

また、値上げ実施直後は注文個数が減る可能性がります。でもこれは一時的なもの。駆け込み需要があった場合は特に、そこで作品を買ってくれたお客さん達は少しの間買うのを控える可能性があります。

ただ、新作が出れば気になるのがファンの性。また戻ってきてくれるのであんまり心配する必要はないですよ。

あなたも「許される値上げ」でファン離れの不安なく値上げを実施してみてはいかがでしょうか?

許される値上げ4要素
  1. あなたがハンドメイド作家として心がけてきたこと・してきた努力・こだわってたこと。
  2. これから取り入れたいこと・挑戦したいこと。
  3. ショップとしての夢や目標。(あなた自身のものでもOK)
  4. 値上げ実施日の明記

さて、今回はいつにも増して長くなってしまいました!

値上げに頭を抱える作家さんは本当に多いので、この記事が1人でも多くの作家さんの役に立つことを祈っています。

ハンドメイド作家さんにとって、作品は我が子みたいなもの。

安売りで疲れていませんか?

いきなり今日から値上げに向けて動き出す必要はありません。

でも、今の価格が自分にとって納得のいくものなのか、お客さまだけでなく自分も嬉しくなるビジネスができてるか今一度見直すきっかけにしてもらえたら幸いです。

では、今回のコンサルはここまで♡

また次回のコンサルでお会いしましょう!

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